最悪な食べ物
中国のとある田舎の食堂の出来ごと。
俺:エビ食べたい。
運転手:えっ!やめたほうがいいよ。
俺:なんで?あんたがいやなら肉でもいいけど。
俺:トイレはどこにあんの?
運転手:店の一番奥
トイレは池に突き出た板はりの小屋だった。ドァがないのは微笑ましいとして、足元に板を2枚渡してあるだけ、これ以上簡単にできないほど、省略されつくした限界までの簡易トイレ。気がつくと水面からそよ風も心地いい。
水面にポッチャンと落ちるやいなや、池の中が火事のような大騒ぎになった。池で養殖していたエビが糞に群がり、興奮してケツの真下まで跳ね上がってきた。
その後、エビは絶対食わないことにした。
ここで俺はクーロン黒沢「怪しいアジアの暗黒食生活」
次もエビ
ここはメコン川流域
俺:腹がへって食堂を探していたら、道端にさびれた食堂があり。中にはオバサンが一人居眠り中。メコン川流域だけあり、魚が豊富。
エビを注文したらゆでたのが出てきた。温いビールだがエビは凄く美味しいので2皿追加。
翌朝、水上家屋の柱に下半身を水面に付けた村人が沢山いるので何をしているのかと思ったが、すぐ状況は分かった、彼らは皆ウンコ中。
そのウンコを目がけて飛び跳ねるエビの群れ、
俺、昨日食ったエビはウンコを食って大きくなったエビだった。
ここで俺は椎名誠「題名は忘れたが・・・メコン黄金水道を行くだったかも」
内容は若干脚色。
実は私もエビは大好物、この二人の体験を聞いて怖気づいたが、南米ものを食ってる、まぁ状況は同じかもね(笑)。
これは読まないほうがいいかも(笑)・・・
カンボジア・プノンペンのお話・・・原文のまま
物乞いのガキたちは、サルの頭だけをカゴのてっぺんから出し、まだブルブル痙攣している胴体をよそめに、頭頂部に開けた大きな穴からプチプチの白子みたいな脳味噌をスプーンですくい美味しそうに食っているのだ!頭の穴は手斧を使って割ったという。
サルの肢体は暴れてもいいように、ありあわせの拾ってきたビニールひもで強引に縛ってある。
中国広西省のお話・・・原文のまま
口を真っ赤に染めながらサルの生き血をすすり、ギーギー泣き喚くサルの頭に五寸釘をプチ込んで脳味噌をジュルジュル。
クーロン黒沢「怪しいアジアの食生活」
脳味噌は美味しいようです、カニのミソだって美味しいからね。でも生きてるヤツから頂戴するのは抵抗あるな(笑)。
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