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2010年5月17日 (月)

熊獲りの話し

函館市鱒川町を遠く行くと三森山に突き当たる、この周辺は熊の宝庫。

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85歳で亡くなったお爺ちゃんはマタギ。冬になれば熊獲りに出かけ時々大物を仕留めてきた。

部落の子供たちは熊の生血を飲まされるのが仕来たりで、嫌で泣いても許してくれなかった。

熊獲りの方法は秋の内に冬眠する穴を見つけて、冬眠の時期に穴の前に丸太を数本打ちこむ、熊は手で物を手前に引っ張る習性があるので、丸太は外側に押し出されることはない。

そこを、村田銃で一発で仕留める。

夏の場合はこんな具合にはいかない。当時の村田銃の射程距離は50mくらい、現在は1500mから2000mくらい。

一発命中しても熊は死なない、突進してくる、二発めを打ち用意してる間に熊は10mくらいまで突進してくる。これを二発目で仕留めないと、逆に仕留められる。

当時(終戦直後)は物々交換が盛んで、銃の購入はお金はないので馬一頭と銃一丁の交換だったそうです。

こんな状況の村でしたから、私が探検ごっこに明け暮れていた当時、熊と遭遇した話しは頻繁にありました。

熊の退治方法として、銃以外は、にらめっこ作戦、熊とばったり出会ったら、逃げたらダメ、熊の足が速いのですぐやられる。この時は身動きしないで相手から視線をはなさないこと。だったい2.3時間にらめっこしてると退散するそうです。

次は枯れ枝作戦、これは3mくらいのすぐ折れる小枝を常に持つ歩いていることが必要。熊は前にある障害物を退けないと攻撃してきません。小枝はすぐ折れるものが良いようです。熊が手で障害物を叩くことによりすぐ折れ、残りが常にあれば大丈夫。

鱒川町長老の話し。

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