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2010年8月 5日 (木)

世界最悪なバス

数週間前、国は定かでありませんが、確かフランス。

警察の手入れがはいりバスを押収された記事が新聞に載っていた。

どんなガラクタバスか分かりませんが、東南アジア方面ではフロントガラスやドァがないとかは当たり前。

ところが最近読んだ本にはこれこそオンボロバスの究極。

宮田珠巳「東南アジア四次元日記」

原文のまま

ここはミャンマー

大きなトラックを指さして「あれに乗れ」と言った。

それはタクシーでなかった。ミャンマーではトラックを改造してバスとして使うのは普通であるが、その場合は荷台に幌が付いている。しかし、男が指さしたトラックは、大きいばかりか荷台もなかった。

ミャンマー人がたくさん乗っているところから見て、それでもこれはバスの代わりのようだ。

この荷台のないバスには、家でいえば梁と呼ぶトラックの胴体に乗るのだ、そこはもともと人はおろか荷物さえ乗せるようにできていない。当然として床さえない、基本的にはただの鉄骨の上に乗っかっているだけ。

実際乗ってみると鉄骨だから座る尻の幅もないくらいで、その下は地面。

危なっかしいからゆっくり走るのかと思っていたら、突然出発した。

馬力があるうえ、荷台がないので身が軽いせいか、のっけからミャンマーの陸上交通で最速といっていいくらいのスピード。

トラックはますます加速し、真下を地面がビュンビュン流れていく、

よく見れば、他の客達は、捕まるものがないから、自分の座ってる鉄骨自体を手でつかんで滑らないように必死で耐えている。

私も慌ててそれに倣った。それでも汗で手が滑ってくる。

道が悪いので、時々ドスンと跳ねて一瞬トラック本体から尻が離れる。

危険だ、危険すぎる。

振り落とされないように体を丸めて腕に全力をこめる・・・

これこそ世界最悪なバス。

ミャンマーでは荷台のないバスには絶対乗らないこと(笑)

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