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2010年8月13日 (金)

アイヌの学校

昨年7月、アイヌ民族を先住民族と認める有識者懇談会の報告が政府に提出された。

8月、アイヌ総合政策室を設置、アイヌ政策推進会議を発足させたのは良いことであるが、1年たったがその後の展望がみえてこない。

一時も早くアイヌ民族の保護をしなければ、貴重な文化遺産が損なわれる。

アイヌとはどんな民族であったのか、知る国民は少ない。

アイヌは北海道、北方領土4島に住んでいた先住民族で主に狩猟、漁業で生計を立てていた。

アイヌ民族と日本国の歴史

明治政府は北海道の植民地化を押し進める傍ら、アイヌ民族の言語や風習や伝統文化を捨てさせ、日本に同化させる教育を行った。

1899年「旧土人学校保護法」によってアイヌ学校が全道に設立された。

著書:長見義三「アイヌの学校」

長見義三は戦前芥川賞候補となって注目されながら戦後は中央の文壇から遠ざかり、北海道で文化活動を行った特異な作家。

1993年50年ぶりに復刻したが、作品は50年前の差別用語が多く「アイヌどもに衛生なんてあるものか」「土人は生活程度が低い」など32カ所の表現をアイヌ民族への偏見と差別と侮辱に満ちた表現と北海道ウタリ協会札幌支部から抗議があり翌年絶版、回収となったいわくつきの本。

内容

昭和初期追われゆく先住民アイヌ民族と和人(日本人)の交流やアイヌの学校が廃止されることになり、コタンの顔役パロオはこれを在続させるため奮闘する・・・

歴史的、現実的なアイヌの問題を浮き彫りにした作品である。

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