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2010年8月29日 (日)

中の川公園のヤクザ

散歩中常連とよく会う。

その中に私と同年齢のおっさんがいる。

彼は週末、必ずあずまやで寝ころんで本をよんでいる。

読んでいる本は私とこのみは違うが、読書という共通の趣味があることから、特に親密させてもらっている。

あるとき、あずまやの前を通ったら寝ころんで昼寝をしていた。

彼の腕を見てビックリ、なんと刺青が、露出している腕の部分いっぱいにしてある。

一瞬ひるんだが、何食わぬ顔をして通り過ぎた。

1週間後、私を待っているような雰囲気であずまやで本を読んでいた。

私に刺青を見られたことが心に残っていろもよう。

オレ:先週凄いものを見せてもらったよ。

ヤツ:やっぱしみたか・・・

オレ:腕はもろだしだったからオレ以外の人も大分みてると思うよ。

ヤツ:オレ気にしていつも長袖きているんだが、先週は暑くて半そでにして失敗。

オレ:今もその刺青と関係ある仕事をしているんですか?

ヤツ:最近までそのような生活をしていたが、今は綺麗さっぱり足を洗った。

オレ:そんなヤバイ過去は綺麗にサッパリ忘れたらいいよ、大事なのは現在悔いのない生活をしているかどうだからさ。よそ様の迷惑になるようなことだけはしないほうがいいよ。

ヤツ:ありがとう、そのようなことを言ってくれるヤツは今までいなかった!

それから、数週間・・・あずまやを早朝6時に通ったら、すでに待っている。

話は別にないが、些細な話しをして別れることが何度か続いた。

そして、ある時。

ヤツ:あんたに聞いてもらいたいことがあると言いだした。

オレ:ヤバイことは聞きたくないよ、どんな話さ。

ヤツ:実はオレはム所暮らすをしてきたバカなヤツなんだよ。

オレ:やっぱしそうか・・・

オレ:気が済むなら胸に詰まってるものを全部吐き出したら。

ヤツ:無言

オレ:相談する専門家がいるでしょ。その人達に相談しては?

ヤツ:ヤツらに話してもムダ。

オレ:悪いけど相談にのれないよ、あんたの生きてきた世界は何も知らないしからさ。

と言って逃げてきた。

なんか、これで良かったのか、後ろめたさが残りすっきりしない気分。

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