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2011年1月 3日 (月)

餅をノドに詰まらせる事故急増中

毎年お正月になると餅をノドに詰まらせる事故がある。

今朝のネットニュースによると、東京消防庁管内で18件発生し、4人が死亡し5人が重傷。

今回は全てお年寄りがほとんどである。

日本歯科大学附属病院口腔介護・リハビリテーションセンター長の菊谷武さんは次のように述べている。

人間は誤えんや窒息を起こしやすい喉の構造をしている。

器官に通じる呼吸の道と、食堂に通じる食べる道とが交差しスイッチの切り替えで呼吸やえんかを繰り返す。

加齢により危険が高まる理由は、スイッチの切り替えが遅くなるため。また、口やノドを絞り込む力の低下もある。

一度にすべてを飲み込めず、残ったものが呼吸を再開したときに気管に入り込む。

機能低下の重要なサインは、異物を排除しようとする「むせ」の症状。お茶や自分の唾液でむせる、食べ物がへんなところに入った感じがする、飲みにくい食べ物がある、食後に口をゆすぐと水と一緒に食べ物が出てくるなどの症状が出始めたら注意。

注意する食物は、水やお茶などサラサラした液体。一気に流れ落ちるため最もリスクが高い。

乾燥してパサパサしたパンやせんべい、粘り気の強い餅や団子、噛み切りにくい肉やタコにも気を付ける。

焼き海苔やワカメなどくっ付きやすいもの、コンニャクなどバラバラになるのも気を付ける。

食べ方

①顎を引き、やや前かがみの姿勢で、集中して食べる。テレビやおしゃべりに気を取られすぎないこと。

②粘り気の強いものや噛み切りにくいものは、一口の量を少なくする。

③流れの速い液体と遅い固形物とが交ざっている味噌汁は、タイミングを合わせるのが難しい、汁と具を別々に食べるといい。

注意事項

①歯の不具合で、よく噛まずに飲み込めば危険性が高まるので、入れ歯の調整や歯の治療はこまめに行う。

②餅、くりきんとん、田作り、かまぼこなどのおせち料理は、粘り気があり硬いものが多く、正月には十分気を付けること。

③子供やお年寄りには小さくして食べさせる。

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