« 有機野菜は安全か? | トップページ | 禁煙続かず »

2011年2月26日 (土)

調査捕鯨打ち切り

鹿野道彦農水相は2月18日。反捕鯨団体(シー・シェパード)の妨害行為を受け、南極海で3月まで実地予定だった今季の調査捕鯨を打ち切り、船団に帰国指示をした。

今季は12月2日に出発。クジラを解体、保管する調査母艦の日新丸(8044トン)乗組員119人など4隻で構成していた。

1)捕獲頭数

クロミンククジラが850頭程度の枠に対し170頭ナガスクジラが50頭に対し2頭にとどまり過去最低となった。

道内でクジラのベーコンや缶詰を加工販売する札幌中央水産では「在庫があると聞いているので、仕入れに大きな影響はないとみているが、南極周辺の調査捕鯨の肉がなくなる分、値段が若干上がるかもしれない」

一方、日本近海のミンククジラ60頭の捕獲枠があり毎年秋におこなわれる調査捕鯨は今のところ計画通りの予定(水産省)

2)調査捕鯨の目的

①クジラの生態に関する科学的データの収集である。

②調査はミンククジラなど限定されたクジラを捕獲して繁殖力餌の種類などを調べる。それが将来の食糧資源へのデータとなる。

南極海の捕獲数については国際捕鯨委員会(IWC)で決定したことであり、反捕鯨団体のテロ的な行為を許してならない。

3)乗組員による鯨肉無断持ち出し疑惑

環境NGO「グリンピース・ジャパン(GP)」が2008年5月15日、東京都内で記者会見した。船から配送されたという段ボール箱に入った塩漬け一箱の肉を証拠品として示し、疑惑解明や調査捕鯨の見直しを訴えた。一箱23.5kg。市価で11~35万円相当という。

星川淳事務局長(GP)は調査捕鯨には税金が使われている。日本の信用にかかわる問題で、政府は徹底して真相解明する必要があると話した。

日本捕鯨類研究所は乗組員に赤身とウネスを数キロ(7~8kを無償持ち帰るという人もいる)ずつ土産として配ることがある。乗組員は何十キロものウネスを待ちだすことはまず無理だとしている。

調査団長の石川創・鯨研調査部次長は大量の鯨肉を無断で持ち出せば問題だが、お土産は商業捕鯨時代からの慣例で、船上で食料にするのと同じ扱い。問題ないはずと説明。

水産庁遠洋課の高屋繁樹課長補佐は大量に持ち帰ったとすれば商売と疑われても仕方ない。土産も無料ということはありえないことと話している。

3者3様、それぞれ好き勝手なことを言って、一貫性がない。管理不十分を暴露しているようなものである。

4)調査捕鯨頭数の疑問

調査で年間900頭以上、10年間で9000頭以上(大雑把)の鯨を捕獲しないと生態についての科学的データ繁殖力餌の種類取れないのか?

日本の科学的技術のレベルはずいぶん低いようにみえるが、日本の科学者は大丈夫か?

上記の捕獲頭数から見れば商業捕鯨にみえる。調査捕鯨ならもっと捕獲頭数を少なくていいはずだ。

|

« 有機野菜は安全か? | トップページ | 禁煙続かず »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/552713/50959553

この記事へのトラックバック一覧です: 調査捕鯨打ち切り:

« 有機野菜は安全か? | トップページ | 禁煙続かず »