ススキノ物語・・・1(ラーメン早食い競争の巻)
以前ススキノに天龍というラーメン屋さんがあった。
ススキノは歌舞伎町(新宿)、中洲(福岡)と並ぶ日本3大歓楽街といわれる。
飲食店と風俗エリアがはっきり分かれている。
風俗エリアにはぼったくりバーもあることから、あなたの下心につけ込むポン引きも多いことからご注意なされ!
ススキノの外れに出るとそこは売春街、私のテーマに残念ながら入りません。
でも、少しだけ・・・露天風の店がたくさん並んでいる。綺麗なお姉さんが小窓から声をかけたり、薄暗い道路では呼び込みもあるが、警察の目が厳しいので見張り付き。
店内は殺風景、すぐ交渉に入る。値段が決まれば、近くの連れ込み宿へ直行・・・まぁこんなところかな(笑)。料金ですか?さて、分からん!
ススキノには有名なラーメン横丁がある。
今回から何回かに分けて一昔前のススキノの飲み屋街をご紹介します。
その一昔前は1週間に7日間はススキノ通いをしていた(笑)。
悪友は2人、一名は同僚、もう一人は役所関係の人。
私の会社は○○○○省と深い関係があり、当時同じ建物に入っていた。
いつものように、ススキノを飲み歩き、ラーメンを食べることになった。
何度か食べたことのある天龍ラーメンで早食い競争に挑戦する。
条件は10分間で3杯食べると食券10枚プレゼント。店内に名前と完食した時間が掲示され、十両から横綱までのランクが表示される。
もし、完食できなかったら三杯分のお金を払えばいい。
楽勝と思いスタート。
食べる時にふぅふぅやってはダメ、どんぶりを口の最短距離において食べないと、時間のロスが生じる。
どんぶりになみなみと注がれた汁、それがとんでもなく熱い。汁も全部飲み込んだところで2杯目がでてきた。
これも、前もって作っておいたものでなく熱々の出来上がり。
コップに水は付くが飲みすぎると3杯はキツイ。
2杯たいらげたところで時間は6分かかっていなかった(これは物凄い速さ)。
3杯目が出てきたときには、口内は何か所か火傷ぎみ。でも美味しいから食べる。
3杯目の汁を見てびっくり、真っ赤!
なんと、激辛南蛮の粉が入っていた。
まじに辛い、辛いがうまい。
店側の作戦は功を通し3杯目で殆どギブアップするらしい。
やすやす、食券10枚を上げていては経営が成り立たん。
ここは男の意地で食いまくった!
最後の汁を飲み込んで時計を見たらば9分45秒、危うくセーフ、食券10枚ゲット!
ところが、それからというもの口内はヤケドによる炎症で1週間は苦しみました。
友人は2杯目でギブアップ。
店内に張り出された番付表の東横綱の記録は6分30秒くらいだった。凄いヤツもいるもんだ!2分ちよっとで1杯を平らげた計算になる。
明日は、ススキノ物語・・・2(ぽったくりバーの巻)
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