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2011年3月10日 (木)

ススキノ物語・・・6(居候の巻)

久しぶりに定刻にマンションへ帰った、既に部屋に先客あり。

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マンションは鍵をかけることはない。取られて困るような物も無かった。

ここは、行く場所のない若人のたまり場なのだ。

居候は二人いた。

一人は会社を首になったヤツ、もう一人は首になったヤツの友人。

首になったヤツは飲み友達であったが、そうとうなワルであった。

無断欠勤が多く、素行も悪いことか会社を首になった。

根はいいやつで私の言うことは何でも素直に聞いていたが、ススキノのネオンを見ると性格が変わった(笑)。

2部屋に3人住んでいた。

布団は確か1組しかなかったが、いつの間にか3組に増えていた。

しかも、汚い布団(笑)。

二人の居候はお金無し。米だけはたくさん買っていたが適当に炊いて食べていた。毎日納豆ご飯。

1年間も住んでいたが、いつの間にか1人いなくなった。

暫く経ったある日、居候のお父さんとお母さんが訪ねてきた。お世話になったと言うことで、お金10万おいて行った。

勿論そのお金はススキノに消えた。

良いことはするもの(笑)。

1人居候が消えてから部屋は雀荘に切り替わった。

どこからか集めてきたのか、マージャン卓は2卓そろっていた。

ここに、集まりだしたのは会社の友人・その他

週末は必ず誰かマージャンやっている。予備メンバーそろい。眠たいヤツは居候が置いていった汚い布団に寝ている。襟の所がガバガバ。

一度ゴミステーションへ捨てたが拾ってきたヤツがいた。

麻雀仲間には変わった御方もいた。こぶし焼きで有名な山岡先生の弟子、志古呂窯伊勢幸弘がいた。大先輩であるが、よき友でもあった!

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明日は、ススキノ物語・・・7(札幌ビール園の巻)

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