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2011年7月 2日 (土)

子ども達はじわじわ放射性物質に冒されている

6月30日、北海道新聞朝刊にこんな記事が出ていた。

子どもの尿から微量放射性物質検出。

調査以来したのは福島県内の保護者らでつくる市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」。調査したのは、フランスの放射線測定機関「アクロ研究所」。

福島市内の6~16歳の男女10人の尿を検査した結果、全員から微量の放射性物質が検出されたと発表した。発表によると、尿は5月下旬に採取。放射性セシウム134の最大値は8歳の女児で尿1リットル中1.3ベクレル、セシウム137の最大値は7歳男児で同1.30ベクレルだった。

「アクロ研究所」のデービッド・ボアイエ理事長は記者会見で「福島市周辺の子どもらに極めて高い確度で内部被ばくの可能性がある。事故前の数値はほぼゼロだったと考えられる」と話した。

枝野幸男官房長官は同日の記者会見で「政府としても心配している。今回の詳細な調査結果をお知らせいただき、専門家に分析させたい」と述べた。「福島県と政府で同様の調査に着手しているが、健康への影響も含めて結果のとりまとめを急ぎたい」としている。

同ネットワークは「事故の影響は確かだが、実際に子どもに与える影響を評価するのは困難」とし、今後は政府や福島県に対し、全県民が専用の全身測定装置による詳細な調査を早急に受けられるよう求めていく。

6月27日北海道新聞朝刊に関連した記事が載っていた。

福島県飯舘村と川俣町の住民4~77歳15人の尿を検査したところ全員が内部被ばくしていたことが26日分かった。放射性セシウムはごく微量を全員から検出、放射性ヨウ素は最大で3.2ミリシーベルトだった。

調査した広島大の鎌田七男名誉教授(放射線生物学)は「今後、汚染された野菜などを食べなければ心配ないが、原発事故が収束しなければこの地区に住み続けるのは難しい」として、これらの地域を計画的避難区域とした政府の方針に理解を示した。

同時に国は内部被ばくも考慮した対応が必要だと話している。

上記2件の住民に対しての放射性物質の検査は政府以外の検査機関。これを見ても分かる通り、政府には国民健康への思いは希薄なのです。如何にして脱原発の流れを食い止めるかが最大の関心ごと。すでに遅きに達した感もあるが。今のところ2機関の検査結果では100%内部被ばくが判明したわけですから、福島県や周辺住民はレッドカードを貰ったようなもの。

セシウムやヨウ素による内部被ばくはいかに危険であるか国民に周知徹底させるべきである。セシウム、ヨウ素はα線やγ線を放出する。γ線はアルミ等の薄い金属板を透過する。内部被ばくは簡単に細胞を破壊させる。α線は紙で遮断できるが、最も危険な物質粒子。細胞は多くの科学物質(分子)でできており、その科学物質の結合は電気的な結合で非常に弱いものです。細胞を小さな町に例えれば、そこに大砲をぶっ放す無法者が乱入するわけですから被害は甚大。

しかも、その被害は外部からは検出しにくいので、さらに厄介です。

不可解なことはプルトニウムの検出結果の報告が数件よりないことです。プルトニウムによる汚染がどうなっているのか、調査結果を国民に知らせるべきです。

毎日新聞 読売新聞 北海道新聞 日刊スポーツ

お知らせ

北海道の皆様には、放射線量測定値が毎日見られるようになっています。下部をご覧ください。

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