喧嘩早い男 (男シリーズ6)
男はいつもぐーだらな生活を送っているが、変なところに正義感が強い。朝礼も終わり。職場を巡回している時、屋根の雪解け水が機械に滴っていた。屋根のどこかに穴があいているのだ!
早速、建物管理の総務課へ事情を説明し、早急に修復をお願いした。ところが1週間経っても総務課の動きはない。再度総務課長へ穴の修復を積雪が多くならない内に実地するようお願いした。また1週間が過ぎた。総務課からはうんともすんとも言って来ない。
男の職場は北海道経済産業局認可の基で電気機器を製造している。設備は全て経済産業局に届けている重要な機械である。3年に一度立入検査があり。認可が下りないと仕事は休業状態になる。そのような大事な機械に雨漏りがあり、使用できなくなれば、大変な損失。
怒りが込み上げてきた。就業前、総務課長へ抗議。
ワシ:あんた(課長)ワシがあれほどお願いしているのに、どうなってんだよ。途中経過報告あってもいいんじゃない。
ワシがあんたと言ったから頭にきたらしい。無言である。
ワシ:ワシは重要な機械を預かってる責任者として来ているんだよ。無視するのか!ふざけるな!
課長:なんだと、ふざけるなとはなんだ!
ワシ:だったら、なんで修理計画内容を報告しないんだ。あんた若しかして業者と交渉していないんじゃない?
課長:無言・・・忘れていたらしい。
ワシ;あんたと話してもダメだな。部長に相談するか!
課長;いや~さっきは興奮して悪かった。ちょっとした手違いでまだ、業者を呼んでいない。これから直ぐ呼び、修復させるから申し訳ない。
ワシ;ワシも一言多かったけれど、宜しく頼むわ!
おわり(笑)。
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