« ヘビと戯れる男・・・35 | トップページ | ヘビの祟りにあった男・・・37 »

2012年3月17日 (土)

ヘビを売る男・・・36

男は中学生になっていた。特技は、誰もが嫌がるヘビを捕まえること、しかも、素手で鷲掴み。この特技は良い小遣い稼ぎになっていた。1匹100円で買う人が現れたのだ!

お客さんは何と、先生。彼は男とは何ら関係は無かったが、ヘビの巣である校舎前の崖に降りてはヘビを捕まえて来る、ガキに注目していた。

そんなある日の出来事、ガキがヘビを抱えて崖から上がってきた。

先生:オイ!そのヘビどうするんだ?

男:遊んだ後離すよ

先生:小遣いあげるから、先生欲しいな!

男:いいよ

先生は100円差し出した。男はびっくりした!2.30円かと思っていたら100円!

先生:お前も食うか?

男:どうやって食うんですか?

先生:刺身だよ、刺身。

男は先生にヘビを渡した。先生は慣れた手つきで、生きているのに、頭から皮を剥ぎだした。手馴れたもので、2,3分の出来事。皮を剥かれたヘビはクニャクニャ動き回っていた。それを先生はむんずと掴み、ぶつ切り。細かく刻み込まれた肉は更に動いていた。

先生は、焼酎を飲みながら刺身で食い始めた。

先生:お前も食え

男は臭いを嗅いだら生臭い。とても口に入れる勇気はなかった!

部屋のいたる所に天井からヘビがぶら下がっていた。乾燥させているのだ!先生はそれを食えと言う。少しちぎって口に入れたが、生臭さはなかった。

先生:沢山食うな、ヘビは精力剤だ、ぴんぴんになっても俺はしらんからなと言って笑い出した。先生の威厳はさらさらなかった。どこかの土方のアンちゃんと言っても過言でない。

|

« ヘビと戯れる男・・・35 | トップページ | ヘビの祟りにあった男・・・37 »

男シリーズ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ヘビを売る男・・・36:

« ヘビと戯れる男・・・35 | トップページ | ヘビの祟りにあった男・・・37 »