« ヒグマ射殺の様子をテレビが放映 「なぜ殺す」と札幌市に苦情100件 | トップページ | 札幌市藻岩山麓に謎の「壕」跡 »

2012年4月24日 (火)

競馬場でダービー新聞を売る男

男には競馬新聞(ダービーニュース)の北海道販売権を持っている友人がいた。

札幌競馬が開催中、千歳空港へダービーニュースの新聞を受け取りに行くのが男の仕事。正式には副業であった。その新聞に本命などに色鉛筆で◎や○、△を付けるのも男の仕事。当時◎や○、△の意味はわからなかった。友人の指示通りやっていただけ。友人といっても麻雀仲間で歳は離れていた。

勿論競馬場で新聞を売るのも男の仕事。日曜日は朝から競馬場に立っていた。

ここまで落ちぶれるとどっちが正業なのか分からない。本社は東京で男は札幌支店勤務。支店には所長の他、8人いた。

当時の会社は計器用変成器の専門メーカーであった。

土曜日はお客さん回りと詭弁を使い競馬場通いをしていた。悪いことに、新聞を売っていた男の顔がテレビニュースで全国に流れてしまった。

映像は、新聞を抱えこまめに動く男の姿が映し出されていた。

事もあろうに、そのニュースを社長が本社で見ていたのだ。見覚えのあるヤツだ!まさか男だとは思わなかったらしい。でも、確認のため社長から支店に電話が入った。

それで何もかも全てがばれてしまった。

何しろ、勤務時間中に社員が競馬場でダービーニュース新聞を売っていたのですから。

これで、男は不良社員の烙印をおされた。

数年後、技術、業務提携先会社から、有りがたい話が舞い込んできた。私に来て欲しいと言うことでした。社長はこの機会を逃してなるものかと、イの一番で、おっぽり出す返事をした。いつも笑顔を見せたことのない社長が違う用事で支店にきていた。

私が呼ばれ、こぼれるような笑顔で次のような条件を出してきた。

時々、先輩から馬券を買うように言われた(何番と何番を買え)。でも、大きく買うなと。

不思議なことに、言われた馬券は必ずお金になった。

八百長だったのかも?

|

« ヒグマ射殺の様子をテレビが放映 「なぜ殺す」と札幌市に苦情100件 | トップページ | 札幌市藻岩山麓に謎の「壕」跡 »

男シリーズ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 競馬場でダービー新聞を売る男:

« ヒグマ射殺の様子をテレビが放映 「なぜ殺す」と札幌市に苦情100件 | トップページ | 札幌市藻岩山麓に謎の「壕」跡 »