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2012年5月25日 (金)

トキ:38年ぶりひな巣立つ 佐渡で1羽 

毎日新聞 2012年05月25日 12時59分(最終更新 05月25日 16時55分)

巣の中で羽ばたくトキのヒナ=新潟県佐渡市で2012年5月25日、環境省のホームページから
巣の中で羽ばたくトキのヒナ=新潟県佐渡市で2012年5月25日、環境省のホームページから

 環境省は25日、新潟県佐渡市で放鳥されている国の特別天然記念物のトキのペアから、今季ふ化したひな1羽が巣立ったと発表した。国内の自然界に生息するトキの巣立ちが確認されたのは、1974年以来38年ぶり。

 このひなは4月中旬にふ化した雄3歳、雌2歳のペアのひな3羽のうちの1羽。25日午前11時29分、巣から近くの枝に飛び移ったのを、約40メートル離れた地上に設置しているビデオカメラの映像で確認し、巣立ちと判断した。体重は親鳥と同じ約1.5キロ、体長は約70〜75センチとみられる。

 環境省によると、鳥の場合、巣から飛び立つのを巣立ちと呼ぶことが多いが、同省は巣から出たことを「巣立ち」と判断しており、放鳥トキにも適用した。数日間は巣の周囲で行動。引き続き親から餌をもらうなどし、来年2月ごろから始まる繁殖期までに独り立ちするとみられる。

5月25日現在、この1羽を含め、3ペアで8羽のひなが確認されているほか、3組が抱卵を続けており、更なるふ化や巣立ちが期待されている。環境省佐渡自然保護官事務所の長田啓(おさだ・けい)首席自然保護官は「ついに巣立ってとてもうれしい。ふ化に次いで大きな第一歩。同じ巣の2羽も続いてほしい」と話した。【宮地佳那子】

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