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2012年6月15日 (金)

オスプレイ:普天間配備を先送りへ 米で墜落事故

毎日新聞 2012年06月14日 20時02分(最終更新 06月14日 20時23分)

墜落したCV22オスプレイの同型機=米空軍提供
墜落したCV22オスプレイの同型機=米空軍提供

 米空軍は13日、特殊作戦などで使っている垂直離着陸輸送機CV22オスプレイが米南部フロリダ州の基地内で墜落し、5人が負傷したと発表した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)には、基本構造が同じで別型の海兵隊のMV22オスプレイが、米軍岩国基地(山口県岩国市)での試験飛行を経て配備される予定だが、藤村修官房長官は14日の記者会見で「(事故の)詳細がわからない限り、何ら新たな行動は起こさない」と配備を先送りする可能性に言及した。

 空軍によると、東部時間13日午後6時45分(日本時間14日午前7時45分)ごろ、フロリダ州のハールバート・フィールド航空基地内の射爆場でオスプレイ1機が墜落。乗員5人のうち2人が救急車で、3人が航空機により地元の病院に搬送された。けがの程度は判明していない。オスプレイは特殊作戦部隊の所属で、定例の訓練任務中の事故という。

 事故原因は一切、明らかにされておらず、調査委員会が設置され、事故原因の究明にあたる。藤村氏は会見で「(詳細は)まだよく分からない。早急に事実関係を把握すべく、米政府に照会をしている」と米側に情報提供を急ぐよう求める考えを示した。

米海兵隊のオスプレイは8月に普天間飛行場に12機配備され、最終的に計24機配備される計画。これに先立ち7月には、岩国基地に一時配備し飛行試験を行う予定になっている。事故を受け、沖縄などの反発が強まるのは必至で、配備計画に影響が出そうだ。

 オスプレイをめぐっては開発段階で事故が相次ぎ、今年4月にはアフリカ・モロッコで訓練中に死亡事故が起きている。【ワシントン古本陽荘、朝日弘行】

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