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2012年6月12日 (火)

保護動物:チコは子犬?子熊?…実はタヌキでした

2012年06月12日

熊かと心配されたが、タヌキだった「チコ」。犬用のケージで飼われ、おとなしく「お座り」もする
熊かと心配されたが、タヌキだった「チコ」。犬用のケージで飼われ、おとなしく「お座り」もする

 子犬?子熊? 実はタヌキの赤ちゃんでした−−。島根県大田市久手町波根西の田んぼで先月末、生後間もない小動物を近くの主婦が助け、犬と思って育て始めた。だが日を重ねるにつれ、耳がとがり、体が丸みを帯びてきた。「まさか熊?」。専門家に調べてもらったところ、11日に生後1カ月ほどのタヌキと判明した。ほっと胸をなでおろした女性は今後、タヌキを自然に帰すか、動物園に飼育を依頼するという。【鈴木健太郎】

 先月29日早朝、三谷美枝子さん(73)が自宅から約1キロ南を散歩中、田んぼのあぜ道で小さくて黒い動物がカラスに襲われているのを見つけた。全身をくちばしでつつかれて傷だらけ。三谷さんは、自宅に連れて帰って手当をし、温めたミルクを与えた。

 犬を飼っている三谷さんはすっかり犬と思い、「チコ」と名付けた。その後、順調に回復したチコは三谷さんの後をついて回り、「遊ぼう」と服を口で引っ張るなどすっかりなついた。

ところが飼い始めて2週間を前に、チコの姿は犬よりも熊に近くなっていった。折しも県内各地で熊が目撃され、大田市でも大田町の市街地近くで見つかったことがある。不安になった三谷さんは県西部農林振興センター県央事務所(川本町)に相談。センターと市農林水産課の担当者が11日、外見の特徴からタヌキと断定した。

 センターの堂山宗一郎・鳥獣専門指導員は「生後すぐ親タヌキと移動していてはぐれたのではないか。野生動物は人間になじみすぎると本来の生活ができなくなる。元の環境に早く戻すことが必要」と助言した。

 これを聞いた三谷さんは「可愛い子ですが、犬でなくタヌキに戻してあげるのがこの子のため。せめてけがが全快するまで、世話してあげようと思います」と話している。

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