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2012年6月21日 (木)

AIJ:信託銀に虚偽の運用実績報告

毎日新聞 2012年06月21日 02時30分

 AIJ投資顧問による企業年金消失事件で、社長の浅川和彦容疑者(60)らが、企業年金から資産を預かる窓口となった信託銀行に虚偽の運用実績を伝えていたことが、関係者への取材で分かった。信託銀行は虚偽実績をそのまま企業年金に報告していた。警視庁捜査2課は、浅川容疑者らが信託銀行の信用を利用して実績の水増しを隠す意図があったとみている。【前谷宏、浅野翔太郎】

 関係者によると、AIJが企業年金と投資一任契約を結んで受託した資産は、信託銀行が窓口となって引き受け、海外ファンドに回される仕組み。

 このため資産の運用実績はAIJから企業年金への報告書のほか、信託銀行から企業年金への報告書にも記載される。

 信託銀行の報告書は、AIJが傘下のアイティーエム(ITM)証券を通じて信託銀行に伝えた情報に基づき作成されていた。その結果、AIJの報告書と同じ虚偽の実績が示されていたという。

 信託銀行はファンドの名義人となっている場合は、実際の運用状況を確認できる。しかしAIJが管理するファンドはITM証券が名義人だったため、運用実態を把握できなかったという。

関東地方の厚生年金基金幹部は「AIJと信託銀行の報告書の数字がそろっているので、うそだとは思わなかった」と話す。

 信託銀行の業界団体「信託協会」の担当者は「名義人が証券会社だと、信託銀行が虚偽の実績を見抜くのは難しい。再発防止策を検討している」と話す。

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