« MTV:VMAJ2012 最優秀ミュージック・ビデオ賞はEXILE 史上最多の4度目 | トップページ | 民主60人超、造反の意向…棄権・欠席が拡大 »

2012年6月24日 (日)

東日本大震災:お年寄り歩行困難、仮設より親族宅に多く 日常活動量減り−−仙台市医師会調査

毎日新聞 2012年06月23日 東京夕刊

 歩行などの生活機能が東日本大震災前より低下した高齢者は、借り上げ住宅や親族の家で暮らす人の半数近くに達し、仮設住宅での割合を大きく上回ることが仙台市医師会などの調査で分かった。震災で生活環境が変わり、日常の活動量が減ったのが原因とみられる。各地で避難生活を送る高齢者への配慮が必要になりそうだ。23日午後、仙台市で開かれる講演会で発表する。

 調査は今年1月、仙台市内の診療所を通して65歳以上の1万105人に生活や健康状態を聞いた。対象者の居住場所の内訳は、自宅9296人▽仮設住宅100人▽借り上げ住宅418人▽親族宅216人▽その他75人。

 「震災前より歩行が難しくなった」と感じている人の割合は自宅生活者の17%、仮設住宅の29%だったのに対し、借り上げ住宅で暮らす人では46%、自宅を離れ子どもなど親族の家で暮らす人では45%に達した。

 被災後、生活環境の変化や住み慣れた地域を離れて体を動かす機会が減ると、心肺機能や筋力が落ち、精神状態にも悪影響が生じる。「生活不活発病」と呼ばれ、歩行困難はその典型とされる。

 市医師会の永井幸夫会長は「仮設住宅には近所の知り合いが多く集まって暮らすが、借り上げ住宅や親族宅ではかえって孤立しやすい。行政の目も届きにくく、かかりつけ医による声かけや指導を続けたい」と話す。

調査に協力した大川弥生・国立長寿医療研究センター生活機能賦活研究部長は「一般住宅や親族と暮らす人は大丈夫と思われがちだが、注意が必要と分かった。被災高齢者を受け入れている各地の自治体でも対策を検討してほしい」と呼び掛ける。【永山悦子】

|

« MTV:VMAJ2012 最優秀ミュージック・ビデオ賞はEXILE 史上最多の4度目 | トップページ | 民主60人超、造反の意向…棄権・欠席が拡大 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東日本大震災:お年寄り歩行困難、仮設より親族宅に多く 日常活動量減り−−仙台市医師会調査:

« MTV:VMAJ2012 最優秀ミュージック・ビデオ賞はEXILE 史上最多の4度目 | トップページ | 民主60人超、造反の意向…棄権・欠席が拡大 »