« ロンサム・ジョージ:最後のゾウガメ大往生 ガラパゴス | トップページ | 女子バレー:木村、竹下は3大会連続…五輪メンバー発表 »

2012年6月25日 (月)

パンスト:色足・柄足大ブーム 生足世代の美脚技

毎日新聞 2012年06月25日 12時32分(最終更新 06月25日 12時48分)

ショートパンツに水玉の柄入りのストッキングは流行のスタイル=東京・原宿で、久保玲撮影
ショートパンツに水玉の柄入りのストッキングは流行のスタイル=東京・原宿で、久保玲撮影

 パンティーストッキングが久々に脚光を浴びている。ショートパンツやミニスカートに合わせるアイテムとして、この春から大流行しているのだ。“新ストッキング世代”の実像とは−−。【田村佳子、榊真理子】

 東京・原宿ではストッキング姿の10〜20代の女性が目立つ。星やハート柄、ロゴ入りなど多彩。動物やキャラクターの柄がタトゥー(入れ墨)のように見えるタイプも人気だ。

 ベージュのストッキングにレースの靴下を合わせた都内の大学生(19)は「今年からはき始め、今はほぼ毎日。これまで(ストッキングより厚い)黒タイツがメーンだったけど、洋服の幅が広がった」。

 昨秋から人気ファッション誌「mini」(宝島社)が「透けタイツ」として紹介するなどして流行に火がついた。靴下・下着メーカー「チュチュアンナ」の広報、木村亜由美さんは「きっかけは少女時代などKポップアイドルの美脚ブームではないか。『足をきれいに見せる』と読者モデルがはいて、広がった」。同社では柄入りストッキングの売り上げが昨季の8倍に。メーカー大手「アツギ」も、無地の1足売りが今季2ケタの伸びだ。

中高年の女性にとってストッキングは、学生時代はセーラー服に合わせ、社会人になってからも普通にはくものだった。しかし、制服の主流がブレザーになったことや、90年代の「生足(なまあし)ブーム」もあってあまりはかれなくなった。日本靴下協会によると、生産量は03年の3億4455万足から11年には1億5385万足と激減。特に30歳以下の世代では「冠婚葬祭以外では、はいたことがない」という人も珍しくない。

 一方、ストッキングの大敵は「伝線」。ツイッターには「全力で伝線してる」「1回もはいてないのに爪立ててしまった」などの嘆きが1日数百件もあふれる。新宿高島屋の広報担当者は「タイツに慣れた世代なので、力任せに引っ張り上げてしまうようです。爪やアクセサリーに気をつけてと呼びかけています」と話す。メーカーも啓発に躍起だ。アツギはウェブサイトで洗い方などを紹介し、チュチュアンナも国内全202店舗で、はき方を図解している。

伝線や穴開きを気にしない女性がいるのも新しい傾向だ。原宿を歩いていた女性会社員(19)は「長い伝線は嫌だけど、膝の裏とかどうでもいいやって、そのままはく」。デザイン入りで1足1500円前後と高めの商品もあり、はき替えのハードルを上げているようだ。ストリートファッションに詳しい共立女子短期大の渡辺明日香准教授は「昨年くらいからびりびりにスリットの入ったレギンスが流行しているので、破れていることに羞恥(しゅうち)心がなくなってしまったのかも」と指摘する。

 甲南女子大の米澤泉准教授(ファッション文化論)は「上の世代にはストッキングは身だしなみ。だから、伝線したら恥ずかしいとすぐ脱ぐが、今の若者はルーズがおしゃれという感覚もあるのではないか」と話す。

|

« ロンサム・ジョージ:最後のゾウガメ大往生 ガラパゴス | トップページ | 女子バレー:木村、竹下は3大会連続…五輪メンバー発表 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: パンスト:色足・柄足大ブーム 生足世代の美脚技:

« ロンサム・ジョージ:最後のゾウガメ大往生 ガラパゴス | トップページ | 女子バレー:木村、竹下は3大会連続…五輪メンバー発表 »