小沢氏、新党結成を視野…一体改革採決で反対票
民主党の小沢一郎元代表は20日、社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決では反対票を投じ、新党結成を視野に行動する考えを周辺に伝えた。
採決日程が決まった段階でグループ議員を集め、こうした考えを表明するとしている。
小沢氏は20日、「(法案)反対後の環境整備はきちんとやる。選挙には絶対勝てる」と周辺に伝えた。「重大発表するので、行動を共にできる議員を集めるように」と指示も出したという。これを受け、小沢氏の側近議員は、複数の民主党議員に新党を結成した場合に参加する意向があるかどうかを打診した。
小沢氏は、衆院採決が避けられなくなったため、離党・新党を視野に入れることになったとみられる。
小沢グループは衆参約110人で、衆院は約80人。このうち、衆院採決で反対票を投じる意向を示している議員が50人程度いる。小沢氏と行動を共にする議員がどの程度かは不明だ。
(2012年6月21日03時11分 読売新聞)
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