部分月食:各地で観測…南東の空に
毎日新聞 2012年06月04日 21時21分(最終更新 06月05日 00時04分)
日本各地で4日夜、太陽と地球と月が一直線に並び、満月の一部が地球の影で隠れる部分月食が見られた。
午後7時ごろ、南東の空に浮かんだ月の下部が部分的に欠け始めた。午後8時ごろには約4割が隠れ、最も欠けた状態に。9時過ぎには影から抜けて丸く輝く姿を取り戻した。
関東地方では曇りがちの天気だったが、好天に恵まれた札幌市のさっぽろテレビ塔からは天文ショーが楽しめた。
6日午前には金星が黒い点となって太陽の前を横切る「金星の太陽面通過」が全国で観測できる。【藤野基文】
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