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2012年7月19日 (木)

社説:民主離党ドミノ 自壊の危機を直視せよ

毎日新聞 2012年07月19日 02時31分

 民主党議員の離党が止まらない。小沢一郎氏らの集団離党による党分裂でも事態は収束せず、女性参院議員3氏がそろって離党届を提出するなどドミノが続いている。

 衆参両院とも選挙が次第に近づき、若手議員が急速に見切りをつけている。原発再稼働など消費増税以外の政策への対応が亀裂を広げており、このままでは党は自壊しかねない。野田佳彦首相は危機的状況を直視すべきだ。

 「小沢新党」誕生以上に執行部にとってはある意味、手痛い離党劇ではないか。

 離党に踏み切った参院議員3氏は国民新党を離党した亀井亜紀子氏とともに新会派結成を表明した。あと参院議員3人が離党すれば民主は第1会派を自民に明け渡し、野田内閣の参院対策は厳しさを増す。

 それ以上に深刻なのは消費増税以外の分野で内部の不満が強まっている点だ。離党議員の一人は記者会見で関西電力大飯原発再稼働を決めた首相の対応を「責任という言葉があまりにも軽い」と批判した。

 小沢氏が代表時代に民主党が躍進した07年参院選で3氏は当選したが、今後は「原発ゼロ社会の実現」などを掲げ小沢氏と別の新党結成を目指すという。衆院でも離党組による新会派結成の動きがある。小沢氏らによる行動について、私たちは権力闘争が主眼ではないかと指摘した。だが、今回の動きはそれに連動したものと単純に片付けられまい。

野田内閣の政権運営、特に菅前内閣の「脱原発依存」路線の軌道修正が混乱を加速している。首相は党内に強い慎重論を抱えたまま、なし崩し的に大飯原発再稼働に踏み切った。今後のエネルギー政策も、党内論議をもっと尽くす必要がある。

 原発政策が国民の不信を強めている点に首相はあまりに無自覚ではないか。これとは別に米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイの配備問題への硬直した対応にも、与党内から批判が出ている。消費増税で3党合意を実現したからといって、よもや慢心してしまったわけではあるまい。

 多くの「離党予備軍」をなお抱え、輿石東幹事長は「政権が崩壊する認識を持っているのか」と危機感をあらわにしている。一体改革法案は参院審議が本格化したが、鳩山由紀夫元首相ら増税慎重派の動き次第では成立前に与野党の対立が再燃する事態すら起きかねない。

 政権与党の使命をよそに若手が次々離党する様は確かに無責任だ。だが、いくら締め付けても党に魅力がなくては自壊は止まらない。民主党の政策は自民党とどこが違うのか、首相はとりわけ「脱原発依存」路線の再構築を急ぐべきだ。

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