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2012年7月12日 (木)

東日本大震災:発生直後、心不全と肺炎搬送が倍増 宮城

毎日新聞 2012年07月12日 02時30分(最終更新 07月12日 02時43分)

 東日本大震災発生直後の4週間、宮城県内で心不全と肺炎による救急搬送人数が震災前の同時期より倍増していたことが、東北大などの調査で分かった。震災関連死の原因となる心不全や肺炎が増加したことを指摘するデータは初めて。同大学は、避難生活でのストレスや薬剤不足などが原因とみている。【宇多川はるか】

 08年から震災のあった11年までの4年分を対象に、各年ごとに3月11日の前後の約5カ月間を週ごとに調査。救急搬送された全患者約12万人のうち、搬送先での診断結果が把握できた約7万人のデータを分析した。

 その結果、3月11日から4週間となる4月7日までの間、心不全は08〜10年が101〜126人だったのに対し、震災後の11年は220人に倍増。特に震災直後の1週目は57人、2週目は66人だった。また、4週間の肺炎は08〜10年が129〜169人だったのに対し、11年は357人。心不全と同様、直後の1週目が93人、2週目が97人と多かった。

震災関連死は、地震や津波による直接死ではなく、避難中の体調悪化などで亡くなるケースを指す。復興庁のまとめでは、大震災での震災関連死は今年3月末時点で1632人。うち約8割にあたる1324人が震災発生から3カ月以内の死亡だった。

 調査にあたった下川宏明・東北大教授(循環器内科)は、心不全や肺炎の増加について▽ストレス▽薬剤不足▽冬季で寒冷だったこと▽避難所での塩分過剰な保存食−−が関連していると分析。「被災者は避難所から仮設住宅に移った現在も、ストレスや運動不足、食事などで心不全になるリスクはある」と注意を呼びかけている。

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