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2012年7月29日 (日)

五輪重量挙げ:三宅が銀メダル 女子48キロ級

毎日新聞 2012年07月29日 01時37分(最終更新 07月29日 04時18分)

重量挙げ女子48キロ級で、スナッチの3回目を成功させた三宅=英国・ロンドンのエクセルで2012年7月28日、望月亮一撮影

重量挙げ女子48キロ級で、スナッチの3回目を成功させた三宅=英国・ロンドンのエクセルで2012年7月28日、望月亮一撮影

 女子重量挙げ48キロ級は三宅宏実(いちご)が日本新記録となるトータル197キロで銀メダルを獲得した。女子は00年シドニー五輪で正式種目に採用された。

 五輪3大会連続出場の三宅はスナッチで2番手に付けて、ジャークでも記録を伸ばした。

三宅 ほんとに夢のようで実感が湧いていない。父(68年メキシコ五輪銅メダルの父義行さん)より、銅より銀で、1個上に行けたのでうれしいです。

 ◇父、伯父に続き3人目のメダリストに

 念願が、ついにかなった。三宅が3度目の五輪挑戦で「今回こそ最高の舞台で花を咲かせたい」という思いを実らせ、68年メキシコ五輪銅メダルの父義行さん、64年東京とメキシコ五輪金メダリストの伯父義信さんに続き、三宅一家3人目のメダリストとなった。

前半のスナッチ。最初の83キロは少し足元が揺らいだが、耐えて頭上へ突き上げ苦笑い気味の表情を浮かべた。85キロに成功後、3回目の87キロも懸命にバランスを保ち、3人の審判のうち1人は赤ランプ(失敗)とする際どい判定ながら成功。声援に右手を挙げて応えた。後半のジャークも、最初の108キロを揺るぎなく成功させ、この時点でトータル195キロとし日本記録を更新。2回目に110キロも成功すると、3回目ではトータル200キロの大台を狙い113キロに挑戦。残念ながら挙げきれずに失敗したが、笑顔で深々と観客席に礼。場内アナウンスで「父を超える銀メダル」と紹介された。

 重量挙げに目覚めたのは中学3年の時。00年シドニー五輪で初採用された女子の重量挙げを見て、心が動いた。そして父へ入門。そこから二人三脚での世界挑戦が始まった。

 04年アテネ五輪は9位。メダルを狙った08年北京五輪は力を出し切れず6位。その後は筋力強化のために1階級上の53キロ級に出場したり、義行さんに頼らず自分でトレーニング内容を考えて自立を図ったりと、新たな取り組みも重ねてきた。

すべては五輪のメダルのために歩んだ道。26歳、決して遠回りではなかった。【石井朗生】

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