敗戦のスペイン監督「十分注意していたが…」
優勝候補に挙げられていた「無敵艦隊」が、日本の一撃に沈んだ。
スペインのミリャ監督は「退場で一人を欠き、追いかけなければならない展開は、スペインのスタイルではなかった」と話し、失点の場面については「CKには十分注意していたが、こういうことは起こってしまう」と、悔しそうに振り返った。
スペインは、2010年ワールドカップ(W杯)と、今夏の欧州選手権を制した。この23歳以下のチームも「金メダルを取らなければならないという、より大きなプレッシャーの下にあることは十分承知している」と、ミリャ監督は話す。細かいパスをつなぎ、ボール保持率では65%と圧倒したが、シュートは6本となかなかゴールに迫れなかった。特に初戦で、重圧に縛られたところもあったのだろう。
しかし、もともとスペインは、スロースターターだ。W杯の初戦ではスイスに0―1で敗れ、欧州選手権でも最初の試合はイタリアと1―1で引き分けている。
ミリャ監督は、「(グループリーグの)残り2戦は、決勝戦のような気持ちで戦わないといけない」と、巻き返しを誓った。(若水浩)
(2012年7月27日11時42分 読売新聞)
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