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2012年8月15日 (水)

終戦記念日:戦後67年、平和語り継ぐ 戦没者追悼式

毎日新聞 2012年08月15日 11時05分(最終更新 08月15日 12時35分)

全国戦没者追悼式でお言葉を述べ、一礼する天皇、皇后両陛下=東京都千代田区の日本武道館で2012年8月15日午後0時3分、武市公孝撮影

全国戦没者追悼式でお言葉を述べ、一礼する天皇、皇后両陛下=東京都千代田区の日本武道館で2012年8月15日午後0時3分、武市公孝撮影

 67回目の終戦記念日を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれ、天皇、皇后両陛下や遺族ら5850人が参列した。野田佳彦首相は式辞で「アジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えた」と、歴代首相と同様に加害責任に言及。「戦争の惨禍を繰り返すことのないよう国際平和の実現を追求する」と誓い、東日本大震災からの復興について「戦没者のためにも日本再生の使命を果たしていく」と決意を述べた。

 式典は国歌斉唱と首相式辞の後、正午に全員が1分間の黙とう。続いて天皇陛下が「戦禍に倒れた人々に追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈る」と、おことばを述べた。

 横路孝弘衆院議長は追悼の辞で福島第1原発事故に触れ、「原子力の安全性を十分問わず依存したことを深く反省し、エネルギー政策の転換を図る必要がある」と訴えた。

 厚生労働省によると、日中戦争と第二次大戦の戦没者は軍人・軍属約230万人と民間人約80万人。遺族の世代交代が進み、参列予定の遺族4821人のうち戦没者の父母は2年連続でゼロに。一方で戦後生まれは514人と10.7%を占め、初めて1割を超えた。

北方領土や竹島、尖閣諸島など、周辺諸国との領土問題が再燃する中で迎えた今年の終戦記念日。韓国の李明博(イミョンバク)大統領は天皇陛下の訪韓について独立運動家への謝罪を条件に挙げ、日韓関係に波紋が広がる。国内では被爆者団体の訴えを受け原爆症認定制度の見直しが検討され、東京、大阪では空襲の遺族らが国に賠償を求めた訴訟も続く。沖縄は本土復帰40年を迎えたが、過度に集中した米軍基地の問題は解決の道筋が立っていない。【井崎憲、鈴木泰広】

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