五輪柔道:サウジ代表がスカーフで出場 女子78キロ超級
毎日新聞 2012年08月01日 00時56分
【ロンドン隅俊之】女子柔道78キロ超級のサウジアラビア代表、ウォジダン・シャハルハニが試合で特殊なデザインのスカーフを着用して出場すると30日、サウジアラビアのオリンピック委員会の担当者が明らかにした。ロイター通信が伝えた。同級は8月3日に行われる。
国際オリンピック委員会(IOC)と国際柔道連盟(IJF)、サウジのオリンピック委員会が、許容できるデザインのスカーフで合意したという。具体的なデザインは明らかになっていない。
サウジから初めて五輪に派遣されたシャハルハニは、イスラム教の慣習に基づき、ヘジャブ(イスラム女性が頭髪を隠すスカーフ)の着用を認めるよう要求。IJFは「寝技や絞め技があり危険」として認めず、双方で協議が続いていた。
| 固定リンク
「オリンピック」カテゴリの記事
- 2026年札幌冬季オリンピック招致について(2017.02.16)
- 札幌冬季オリンピック施設を訪ねて(2014.07.09)
- 20年東京五輪:「五輪特需」は、まず「インフラ整備」(2013.09.10)
- 安倍首相演説「雰囲気を反転させた」…韓国紙(2013.09.09)
- 20年東京五輪:歓迎の一方、疑問の声も…震災被災地(2013.09.09)
コメント