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2012年8月21日 (火)

北極の氷:どんどん解ける 観測史上、最小面積の恐れ

毎日新聞 2012年08月20日 22時04分(最終更新 08月20日 22時34分)

(左)衛星「しずく」が観測した8月18日現在の北極海の氷の分布。白い部分が氷で、中央の丸い点は観測できない部分(右)米国の衛星が観測した昨年8月15日現在の北極の氷の分布=いずれもJAXA提供

(左)衛星「しずく」が観測した8月18日現在の北極海の氷の分布。白い部分が氷で、中央の丸い点は観測できない部分(右)米国の衛星が観測した昨年8月15日現在の北極の氷の分布=いずれもJAXA提供

 毎年夏に解けて小さくなる北極海の氷の面積が、今年は観測史上最速のペースで縮小していることが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の衛星「しずく」による観測で20日分かった。例年、8月には縮小の勢いが弱まるが、今年はその様子が見られず、このまま縮小が続けば、面積が最小だった07年の約425万平方キロを下回る可能性があるという。

 しずくはJAXAが今年5月に打ち上げた、地球規模の水循環を観測する衛星。データでは、氷が水と混ざって解けやすくなる領域が、例年より1カ月早い7月に現れ、氷の面積は8月18日現在、約466万平方キロまで縮小した。07年より10日早いペースで、データのある78年以降最速という。

 北極海の氷は、何年も前から凍っている厚い「多年氷」と、ここ1年で凍った薄い「1年氷」に分類される。多年氷は近年減少し、今春には1年氷が北極点を含む半分ほどを占めていて、氷が解けやすい状況だった。

 縮小の理由ははっきりしないが、JAXAの堀雅裕研究員は「他の研究機関が調べている海中の水温や氷の厚さなども併せて分析したい」と話している。【野田武】

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