埼玉いじめ、両親心配させたくないと救い求めず
同級生に対する傷害などの容疑で、さいたま市西区の市立中学2年男子生徒(14)が10日逮捕された。
同市教委の稲葉康久副教育長や同中学の教頭らが同日記者会見し「1年間もいじめに気付くことができず、辛抱させてしまい本当に申し訳ない」と、被害者の男子生徒(14)への謝罪の言葉を述べた。被害生徒は、教諭らに救いを求められなかった理由について、「両親を心配させたくなかった」と話しているという。
市教委の説明では、被害生徒は7月12日に校舎4階の廊下で、同じ運動部の男子生徒3人に殴られたり、ズボンや下着を脱がせられた、としている。近くに教諭はおらず、目撃した生徒の保護者が学校へ通報して発覚。被害生徒は顔を打撲し、保護者が大宮西署に被害を届け出た。
被害生徒への暴行は昨年夏から始まったとみられ、学校はいじめが1年ほど続いていたと判断。加害者とされる生徒3人は「何も考えずにやってしまった」と話しているという。
学校はこれまで、いじめの有無を調べるアンケートを年2回実施してきたが、見抜けなかった。
市教委指導2課の村瀬修一課長は、「教諭は生徒の顔を見て健康を観察し、必ず声を掛けるなど、努力が必要」とし、再発防止に向けて「警察との連携を躊躇(ちゅうちょ)しない」との方針を改めて示した。
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