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2012年8月 4日 (土)

ロンドン五輪:組織委、運営トラブル続発 スタンドに空席

毎日新聞 2012年08月04日 10時26分(最終更新 08月04日 10時49分)

【ブラジル・日本】準々決勝の試合会場では試合開始直前にもかかわらず空席が目立った=カーディフのミレニアムスタジアムで2012年8月3日、佐々木順一撮影

【ブラジル・日本】準々決勝の試合会場では試合開始直前にもかかわらず空席が目立った=カーディフのミレニアムスタジアムで2012年8月3日、佐々木順一撮影

 【ロンドン大前仁、小坂大】折り返しに近づいたロンドン五輪で運営上の細かいトラブルが問題になっている。とりわけ開幕当初から目立つ空席ではロンドン五輪組織委員会(LOCOG)が定例記者会見で連日突き上げられている。

 空席の原因は大会スポンサーなどに配布した座席。LOCOGは回収に努め、売れ残りチケットを含めた新たな販売に躍起だ。今月に入り、10万枚を販売したほか、今後も27万5000枚を追加する方針。スポンサーなどに向けた座席の占有率は「過去3日間で60%から81%まで改善された」と説明した。

 手に入らないはずだったチケットが再び売り出されたため、のべ250万人が毎日、チケット販売専用サイトに殺到。メーン会場近くにいたスチュアート・ビリントンさん(41)は1日に5〜10回、サイトにアクセスしたが、購入できたのは競泳の50ポンド(約6100円)の1席だけ。観戦した妻からは周囲には空席が多かったと聞いており「本当にイライラするよ」と語気を強めた。

開会式の入場行進では日本選手団など一部が場外に誘導されて聖火台の点灯に立ち会えなかった。体調管理のため退席も認められており、LOCOGは「日本の要望だった」と説明した。日本選手団には出席と退席と両方の希望があったが、式典の内容が漏れることを防ぐため、意思確認は当日の対応だったといい「意思疎通がうまくいかなかった。だいぶ混乱していたようだった」と日本選手団の塚原光男総監督。開会式ではインド選手団にID(身分証明)カードを持たない女性が交じって行進していた。

 このほか、北朝鮮選手団はサッカー女子1次リーグでのチーム紹介で韓国国旗が誤ってスクリーンに掲示されて1時間も抗議した。サッカー会場のウェンブリー競技場では警官がカギ一式を紛失して、すべてつけかえる事態も。LOCOGが運行する関係者の輸送バスが市内で痛ましい死亡事故も起こした。

次回開催地の16年リオデジャネイロ五輪組織委員会は3日、ロンドン市内で「4年後に向けて」のテーマで記者会見。グリナーCEO(最高経営責任者)は今回の大会運営を「我々は多くの教訓を得た。特にチケットは特別な対策を用意しており、今回よりいい結果を得られる」と話した。

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