五輪体操:内村が金…個人総合決勝
毎日新聞 2012年08月02日 02時54分(最終更新 08月02日 03時21分)
体操男子個人総合決勝に出場し、あん馬の演技を終えてガッツポーズする内村=ロンドンのノースグリニッジ・アリーナで2012年8月1日、佐々木順一撮影
ロンドン五輪の第6日の1日、体操の男子個人総合決勝が行われ、日本のエース・内村航平(コナミ)が92.690点で金メダルを獲得した。同種目の日本人選手の金メダルは1984年ロサンゼルス五輪での具志堅幸司さん以来、28年ぶり。田中和仁(徳洲会)は5種目目を終えて2位だったが、最終種目のあん馬で落下したミスが響き、メダルを逃した。
内村は前回の北京五輪で、団体総合と個人総合でともに銀メダルだった。世界選手権の個人総合では、昨年の東京大会で史上初の3連覇を達成している。
内村は長崎県出身。東京・東洋高から日体大を経てコナミに所属。五輪は2大会連続2度目の出場だった。
日本・内村航平 表彰台に上った時は夢かと思った。(表彰台では)やっとここまで来たなという思いと、いろいろなものがこみ上げてきた。(金メダルは)重たいし、一番輝いている。これからも体操人生は続くので、演技で皆さんにも恩返ししていければ。
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