IOC選手委員選挙、室伏広治の当選取り消し
【ロンドン=結城和香子】国際オリンピック委員会(IOC)理事会は11日、ロンドン五輪期間中に行われた選手互選のIOC選手委員会委員の選挙で、立候補していた室伏広治(ミズノ)が、期間中の選挙活動を禁じる規定に違反したとして、同選手の当選を取り消すことを決めた。
また、台湾の立候補者にも同様の違反があったとして、当選を取り消された。
関係者によると、室伏は当初、名前などを入れた携帯クリーナーを配って他の選手にアピール。注意を受けたためクリーナーを回収していた。しかし、選手村の食堂で「選挙演説」と取られる形態で話をしたことが問題となったという。IOCは今回から、選挙活動をより厳しく制限する方針を打ち出しているが、室伏は前回北京五輪での落選を受けて活動に力を入れたことが、裏目に出た格好だ。
(2012年8月12日01時12分 読売新聞)
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