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2012年9月27日 (木)

「番犬ほえさせた」竹島公取委員長が退任

公正取引委員会の竹島一彦委員長(69)が26日、退任した。

 任期は歴代最長の約10年2か月。ただ、政治の混乱で後任は決まっておらず、公取委は史上初の委員3人体制となる。

 竹島氏は2002年7月、当時の小泉政権の「市場の番人たる公取委の体制強化」の期待を担って就任。05年の独占禁止法改正で〈1〉犯則調査権〈2〉課徴金減免制度〈3〉課徴金の高額化――を盛り込み、長く「ほえない番犬」と揶揄

(

されてきた公取委を「戦う集団」に脱皮させようとした。

 政府が人事案を提示できないまま今月8日に国会が閉会し、委員長席は空席のままの退任となる。公取委は委員長と4委員の定員5人制だが、6日に細川清委員が病気で死去したこともあり、当面は3人体制となる。独禁法では、委員3人以上の出席が委員会開催の条件で、一人でも病気や出張などで欠ければ、立ち入り検査もできない。このため、来月、パリで開かれる経済協力開発機構への委員参加も見送る可能性がある。

(2012年9月26日21時54分  読売新聞)
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