義足長いと主張のピストリウス、結果は受け入れ
【ロンドン=読売取材団】陸上男子200メートル(切断など4)決勝で、3大会連続金メダルを狙った両脚義足のオスカー・ピストリウス選手(南アフリカ)が1位になった選手の義足が長いと主張した問題で、国際パラリンピック委員会(IPC)は3日記者会見し、後日ピストリウス選手の意見を聞く場を設けることを明らかにした。
IPCによると、義足の長さは選手の体を計測して割り出した身長に合わせて規定しており、「すべての選手の義足は試合前に確認し、全員が規定に準じている」としている。ただ、記者会見したIPC医事科学局長は「科学の発展につれ、見直す余地が生まれることもある」と話した。
ピストリウス選手は3日になって、「レース直後に主張したのは不適切だった。(優勝した選手に)敬意を払いたい」との声明を出し、結果は受け入れる姿勢を示した。
(2012年9月4日00時18分 読売新聞)
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