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2012年9月 5日 (水)

社説:予算執行抑制 この異常を早く止めよ

毎日新聞 2012年09月05日 02時32分

 昨年は菅直人首相の退陣とセットだった。今年は衆院解散をめぐる与野党間の駆け引き材料になっている。赤字国債の発行に必要な特例公債法案のことだ。

 年度も半ばを迎えるというのに、法案成立のめどは立たず、歳入の約4割もの確保が見通せない異常さだ。ついに、地方交付税の支給延期など、予算の執行を抑制する初の事態になってしまった。

 税収だけで歳出をまかなえず国が市場などから借金する際に発行するのが赤字国債だ。財政法で発行が禁じられているため、1年限りの例外措置として特別に発行を可能にする手立てが、特例公債法である。

 1965年に初めて導入されたが、94年度以降は毎年、赤字国債が発行され、今年度は38.3兆円に膨らんだ。もはや「特例」ではなく「恒例」といった異常さである。

 さらに異常なのが、国会におけるこの法案の扱われ方である。国の予算そのものは、衆院で可決されると、その後、参院で審議が長期化しても、参院への法案送付後30日で成立するよう憲法が定めている。しかし、憲法制定当時、想定していなかった赤字国債は予算本体と別扱いで、今のようなねじれ国会下では、政党間の取引材料として法案が延々と保留される問題が生じた。

 今後も国会のねじれが起こりうる以上、毎年のように特例公債法案が何カ月も放置される事態を回避する仕組みを作る必要がある。

続く

http://mainichi.jp/opinion/news/20120905k0000m070105000c2.html

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