川西いじめ自殺:高校が「はっきりとしたいじめ行為」認定
毎日新聞 2012年09月15日 21時07分
兵庫県川西市内の県立高校2年の男子生徒(17)が今月2日に自殺し、その後の高校の調査で、複数の同学年の生徒から「ムシ」や「菌」と呼ばれたり教室の椅子に蛾(が)を置かれるなどしていたことが分かった。高校は「はっきりとしたいじめ行為」と認定し、男子生徒の両親に報告した。
生徒は2日夜に市内の自宅で首をつって自殺。遺書はなかった。
高校によると、校長らが3日に自宅を訪ね、両親に「学校では問題はなかった」と伝えた。だが、翌4日の葬儀に出席したクラスメートが寄せた追悼の手紙に「苦しかったやろね」などといじめをうかがわせる記述があり、両親が高校に連絡。高校にもいじめがあったとの情報提供があり、同学年の生徒全員にアンケート、クラスメートには聞き取り調査をした。
その結果、複数の生徒が男子生徒に「ムシ」とあだ名を付け、体がぶつかりそうになると「ばい菌がつく」「エキスがつく」と言っていたことが分かった。校長らは14日夜に両親に改めて報告した。
高校は取材に「いじめを把握しておらず、至らないところがあった」と話したが、自殺との関連については「あるともないとも言えない」とした。【藤顕一郎】
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