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2012年9月21日 (金)

キャンパる:18カ国、半年放浪してきた 「生きる」意味探しに女1人で

毎日新聞 2012年09月21日 東京夕刊

 ちゃんと生きたい。だから放浪したいと思った。就職活動を後に回し、3月から8月いっぱい、ヨーロッパ、中東、南アジアの18カ国を、1人、陸路でひたすら移動した。【東京外国語大・酒井友花里】

 ◇土地に根付いた生活体感

 「半年間、18カ国を放浪していました」。こう言うと、必ず聞かれる。

 「一体、何していたの? 危なくなかった?」

 誰かに「見どころ」を用意してもらう「観光」には興味がなかった。その土地に暮らす人々の何気ない日常を見たかった。日本にはない「暮らし」のにおいをかぎ、人々が毎日、何に笑い、何を欲しがっているのか、どんな幸せの形があるのか……ただ気になった。地元に根付いた礼拝所、市場、公園、墓地、畑……。とにかく街を歩き回り、チャンスがあれば家庭に転がり込んだ。

 最初に訪れたのは、オリンピック開幕の準備に追われるロンドン。その後、イギリスから、東欧諸国、バルカン半島、トルコを通ってイランまで、地元のバスや電車を乗り継いで陸路を少しずつ進んでいった。

 ポーランドからウクライナへ向かう夜行列車の中、国境警備員として働く中年の男性とウオツカを飲みながらおしゃべりした。「生活っていうのはなあ、その土地、その土地に根付いているんだよ。国境なんて後からできたものだろう?」。彼はつたない英語で伝えてくれた。満員のバスの中にこもる人々の体臭がすこしずつ変化するように、文化も自然も、国境とは関係なく移り変わっていくのを確かに感じた。

 今まで学んできたのは英語とヒンディー語だ。それ以外の言語は、お礼の言葉と喜怒哀楽の表現を暗記しただけ。本当に伝えたい時は、シンプルな言葉で相手の目を見て全身で伝えようとした。すると、理解できなくても、相手と触れ合えているという実感があった。

 ◇「自由」に無頓着だったと自覚

続く

http://mainichi.jp/feature/news/20120921dde012070081000c2.html

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