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2012年9月23日 (日)

「反日、常識通じない」邦人消えた日本料理店街

【蘇州(中国江蘇省)=関泰晴】反日デモが暴徒化し、多くの被害が出た江蘇省蘇州では22日、暴動の発生から1週間が過ぎ、日系スーパーや一部の日本料理店が営業を再開した。

 市街地は平静を取り戻しつつあるが、反日デモの再発を懸念する声も出ている。

 「日本人を襲撃しようと狙う中国人が出没しているようだ。日本料理店が集中する場所に行かないように指示を出した」

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江蘇省蘇州の商業街で、反日デモで荒らされた店舗を片づける店員ら=関泰晴撮影

 日系企業500社以上が集まる蘇州高新区で22日、日本人駐在員が打ち明けた。立ち入りを禁じる現場となっているのは、飲食店など計50店余が並ぶ蘇州高新区の「商業街」。15日の暴動以降、日本人の姿は消えた。

 目立つのは、入り口周辺にベニヤ板を張り巡らせて補修中の店舗。ほとんどが中国国旗や毛沢東の肖像を掲げ、今後も断続的に予測される反日抗議の標的となるのを避けようとしている。

 商業街では若者ら1万人が襲撃に参加したとみられる。日本料理店の日本人経営者は暴徒が店内に乱入したのを見て、即座にトイレに身を隠して難を逃れた。

 蘇州の地元当局者によると、襲撃を受けた日系百貨店では、被害総額が800万元(約1億円)に達する見込み。日系工場の3か所でも製造機器が壊されるなどの被害が出ており、操業の再開に遅れも出ている。

 柳条湖事件(1931年)の発生日にあたる18日には、一部の日系工場で反日デモに便乗し、待遇改善を強硬に求めるストライキも発生。従業員が反日スローガンを叫び、これまで順調だったという労使関係に影響も出ている。

 「蘇州は、進出した日系企業が地元経済を支え、対日感情は比較的良好だった」(日中関係筋)。だが、日系メーカーの駐在員は「これまでの常識は通じず、どこであっても中国では反日感情が暴発する危険がある」と警戒を強めている。

(2012年9月23日08時57分  読売新聞)

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