APEC:野田首相と胡錦濤主席が立ち話 意見交換
毎日新聞 2012年09月09日 11時00分(最終更新 09月09日 15時06分)
【ウラジオストク高塚保】野田佳彦首相は9日午前(日本時間同)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の会合開始前に、中国の胡錦濤国家主席と約15分間、立ち話をした。日本が尖閣諸島(沖縄県石垣市)の魚釣島、南小島、北小島の国有化方針を決めて以降、日中の首脳が接触するのは初めて。
両首脳は日中関係について意見交換したほか、首相は7日に中国・雲南省で発生した地震への見舞いを述べた。
首相は首脳会議終了後、胡主席との会談について「中国の発展は、わが国や地域社会にはチャンスで、戦略的互恵関係を深化させていきたい。現下の日中関係については大局的観点から対応したいと申し上げた」と語った。
首相はまた、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領とも立ち話をしたことを明らかにし「北朝鮮をめぐる問題などには、日韓がしっかり連携していかなければならない。そういう大局観に立った2国間の関係を構築していこうという話をした」と語った。
一方、玄葉光一郎外相も8日、楊潔※中国外相とAPEC首脳会議の夕食会の際に約10分間、立ち話をした。
※は竹かんむりに褫のつくり
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