遠隔操作で犯行声明?TBSに全文添付のメール
遠隔操作型ウイルスに感染したパソコンから犯行予告メールが送られるなどした事件で、TBS(東京都港区)に今月10日、犯行声明とみられるメールが届いていたことが警視庁幹部への取材でわかった。
メールには、警察が詳細を公開していない犯行予告の全文も添付されており、真犯人の可能性が高いとみられる。また、今年7月、横浜市のホームページに小学校を襲撃するなどと書き込んだとして明治大学生が逮捕された事件についても、「自分がやった」としており、神奈川県警で検証を進めている。
同庁幹部やTBSによると、メールは10日夜に届いた。大阪府と三重県の男性のパソコンからそれぞれ犯行予告メールが送られた事件や、お茶の水女子大付属幼稚園(文京区)などに脅迫メールが送られた事件について、「私が真犯人です」とし、「警察・検察をはめてやりたかった、醜態をさらさせたかったという動機が100%です」と書かれていた。
「警察・検察のかたへ、あそんでくれてありがとう。またいつかあそびましょうね」とも書かれ、遠隔操作の作業手順を記載したとするホームページのアドレスも記されていたという。
また、8月にお茶の水女子大付属幼稚園に脅迫メールが送られ、福岡市早良区の無職男性(28)が警視庁に逮捕され、その後、処分保留で釈放された事件では、メールの詳細は公表されていないにもかかわらず、TBSに送られたメールにはこの脅迫メールの全文も添付されていた。
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