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2012年10月16日 (火)

ソフトバンク:財務基盤悪化の懸念も 米スプリント買収

毎日新聞 2012年10月15日 22時51分(最終更新 10月16日 01時52分)

 しかし、今回は米大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が長期格付けの引き下げを警告している。ソフトバンクはこれまでも、通信会社買収をテコに収益基盤を拡大してきた。ボーダフォン買収の際には、借り入れで直後に有利子負債が2.4兆円に膨らんだ。しかし、携帯電話事業も軌道に乗り12年6月末現在で負債は約8000億円に縮小。スプリント買収資金を融資する大手行幹部は「現金収入が十分見込めるので、今回も心配はない」と話す。しかし、市場ではソフトバンクの積極投資に対して「負債が増え、米スプリントの経営改善の行方も不透明」(BNPパリバの中空麻奈チーフクレジットアナリスト)との厳しい見方もある。

 ◇スプリントには「渡りに船」

 【ワシントン平地修】5年連続で最終赤字を計上、約210億ドルもの長期債務も抱える「スプリント・ネクステル」にとって、ソフトバンクによる子会社化はまさに「渡りに船」(業界筋)。市場では、孫社長がスプリント再生の「ホワイトナイト(白馬の騎士)」になれるかが注目されている。

 米携帯市場は現在、AT&Tとベライゾンワイヤレスが圧倒的な「2強」。スプリントは05年のネクステルとの合併など再編に活路を求めたが、通信方式の違いなどから思うように相乗効果が出ず、「悲運の統合」(米メディア)と言われた。

 スプリントは若者ユーザー獲得を狙いに昨年から米アップルのアイフォーン販売を開始。次世代高速通信「LTE」サービスの提供も始めたが、設備投資が重荷となり、今年4〜6月期まで19四半期連続の最終赤字を記録。有利子負債が膨らむ中、サービス向上に十分な投資資金を振り向けられないジレンマに陥っていた。

 総務省によると、米携帯電話市場は09年の約1751億ドルから11年には1865億ドルに規模が拡大したが、新興国のような大きな成長は期待できない。スプリント再生には、AT&Tなど上位2社の顧客を奪うしかなく、ソフトバンクが日本のように通話料やデータ通信料の大胆な割引戦略に出るか注目される。

 また、米メディアは、スプリントが米携帯5位のメトロPCSコミュニケーションズの買収を検討していると報道。孫社長は15日の記者会見で「先のことは分からない」とかわしたが、市場では孫社長が更なる再編に動くかも注視している。

続く

http://mainichi.jp/select/news/20121016k0000m020095000c3.html

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