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2012年10月11日 (木)

ローマ法王:アラビア語で祈り 連帯示す…謁見式で初 

毎日新聞 2012年10月11日 11時10分(最終更新 10月11日 11時22分)

バチカンのサンピエトロ広場で、初めてアラビア語で祈りをささげたローマ法王ベネディクト16世(左)=2012年10月10日、AP

バチカンのサンピエトロ広場で、初めてアラビア語で祈りをささげたローマ法王ベネディクト16世(左)=2012年10月10日、AP

 【ローマ福島良典】ローマ法王ベネディクト16世が10日、サンピエトロ広場で毎週水曜日に開かれる一般信徒との謁見式で、アラビア語で祈りをささげた。謁見式の「公式言語」にアラビア語が加わったのは初めて。中東のキリスト教徒との連帯を表明すると共に、イスラム世界に法王の考えを直接伝え、関係改善を図る狙いがある。

 法王は通例、謁見式でイタリア語、フランス語、英語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ポーランド語で祈りをささげる。イラクなどからの巡礼団も参列した10日の謁見式では、これらの言語に加えてアラビア語で「すべてのアラビア語話者のために祈る。神の祝福のあらんことを」と述べた。

 法王は今年9月、レバノンを訪問し、イスラム教徒とキリスト教徒の共存と、隣国シリアでの暴力の停止を呼びかけた。アラビア語の使用開始はレバノン訪問を踏まえた措置。バチカン(ローマ法王庁)は「中東に暮らすキリスト教徒への支援を表現し、すべての人々に、地域平和のために祈り、努力する責務を思い起こさせるため」と説明している。

 イラクやシリアなど中東のアラブ諸国では治安悪化で身の危険を感じるキリスト教徒の脱出が後を絶たない。ロイター通信によると、1世紀の間に中東のキリスト教徒の割合は全人口の20%から5%に減少し、現在は約1200万人。2020年にはさらに半減するとの予測もある。

http://mainichi.jp/select/news/20121011k0000e030166000c.html

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