ヤンキース:Aロッド 試合中に観客ナンパ疑惑 先発落ちは懲罰か
2012年10月18日
◇ア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦 ヤンキース1−2タイガース(2012年10月16日 デトロイト)
思わぬ醜聞が浮上した。ヤンキースは16日(日本時間17日)、タイガースとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に敗れ3連敗。「2番・右翼」で先発したイチロー外野手(38)は2安打したものの、チームの貧打は解消されなかった。試合前には地元紙に、この日先発を外れた主砲アレックス・ロドリゲス内野手(37)の女性絡みのスキャンダルが報道されるなど、逆転ワールドシリーズ進出へ崖っ縁に立たされた。
崖っ縁に追い込まれた。九回に21イニングぶりに得点するも痛い敗戦。ジョー・ジラルディ監督は「投手陣はよく踏ん張っている。選手を鼓舞して勝つことだけを考える」と厳しい表情で語った。
主砲ロドリゲスとスウィシャーを外して臨んだ一戦。試合前には新たな火種が勃発した。ロドリゲスが13日の今シリーズ第1戦の九回、ヤ軍ベンチ後ろで観戦していた女性2人を、ボールボーイを通じて「携帯電話の番号を教えて」とナンパしていた疑惑が浮上。0−4の八回1死に代打チャベスを送られ、ベンチに下がったロドリゲスが試合に集中せず、女性にうつつを抜かしていたというのだ。くしくも第1戦は主将ジーターが延長十二回に左足首を骨折し、敗戦以上に大打撃を負った試合。17日付の地元ニューヨーク・ポスト紙によると「相手は水着モデルのカイナ・トレーシーさん(33)とその友人」。複数の地元紙によれば「渡されたボールには電話番号を書いて投げ返すよう書かれており、モデルの方は番号を書いて投げ入れた」という。
指揮官はロドリゲスの先発落ちについて「状態を見て判断した。それだけだ」とナンパ報道との関連を完全否定。しかし、ポストシーズンは通算23打数3安打、打率1割3分と絶不調だが、タ軍先発のバーランダーには今季6打数4安打、打率6割6分7厘、2本塁打と相性が良かっただけに、地元では先発落ちがナンパ報道による懲罰と指摘する声もある。
これで3連敗。過去に7回戦制の試合で第1戦から3連敗後に逆転したのは04年のレッドソックスだけ。ヤ軍がかつてない危機に陥った。
続く
http://mainichi.jp/sponichi/news/20121018spn00m050007000c2.html
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