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2012年10月27日 (土)

尼崎連続変死:沖縄の男性転落死、不自然な状況判明

毎日新聞 2012年10月27日 15時00分(最終更新 10月27日 17時46分)

男性が転落死した「万座毛」の崖=沖縄県恩納村で2012年10月25日、村松撮影

男性が転落死した「万座毛」の崖=沖縄県恩納村で2012年10月25日、村松撮影

男性が転落死した景勝地「万座毛」。「立入禁止」の標識を越えた崖の先端部分で記念撮影をしていたと、一行は説明した=沖縄県恩納村で2012年10月25日、村松洋撮影

男性が転落死した景勝地「万座毛」。「立入禁止」の標識を越えた崖の先端部分で記念撮影をしていたと、一行は説明した=沖縄県恩納村で2012年10月25日、村松洋撮影

 兵庫県尼崎市の連続変死事件で、昨年11月のドラム缶詰め遺体事件で起訴された角田(すみだ)美代子被告(64)の戸籍上の妹の夫にあたる男性(当時51歳)は05年7月、沖縄県の景勝地の崖から転落死した。付近の土産物店の店員らによると、男性と一緒に現地を訪れていた男女グループは状況について、立ち入り禁止の狭い崖で絶壁を背に記念撮影中、「もう一歩後ろ」と言っているうち足を滑らせたと説明したという。当時捜査した沖縄県警は、誤って落ちた事故と判断。一方、兵庫県警はドラム缶事件発覚後に現地へ捜査員を派遣、事件性の有無を含めて慎重に調べている。

 沖縄県警などによると、男性は美代子被告や、美代子被告の戸籍上の妹の三枝子被告(59)=関連の窃盗罪で起訴=ら計9人で旅行中だった。うち8人が05年7月1日午前10時ごろ、同県恩納村の絶壁「万座毛(まんざもう)」を訪れた。

 近くの土産物店の女性店員(72)は、前日夕方も店の前を通るこの一行を見かけていた。「昨日も来たのにどうして」と尋ねると、中年の女性が「記念写真を撮り忘れたから」と答えた。十数分後、同じ女性が日傘を差しながら小走りで店に戻り「(崖の)下に下りる階段はないか。連れが落ちた」と話した。女性店員は別の店員に救急車を呼ぶよう依頼。店から約50メートル離れた現場に駆けつけると、一行が歩道に立っていたという。別の土産物店の男性(52)は「涙を流したり大きな声を上げたりはしていなかった」と振り返る。

 転落現場は、歩道より約2メートル盛り上がった岩場で、海面からの高さは約30メートル。表面に無数の穴がある琉球石灰岩で形成されており、つまずきやすく「立入禁止」と書かれた標識が置かれている。数人が並べば身動きできないこの狭い崖の上で記念写真を撮ろうとしたと女性は説明し、「『もう一歩後ろ、もう一歩後ろ』と言っていたら足を滑らせた」と話したという。女性店員は「万座毛で転落事故はめったにない。大の大人が立ち入り禁止場所に入るのは不自然だと思った」と話す。

 男性の死亡に伴い、三枝子被告は総額約6000万円の保険金を受け取った。美代子被告らと住んでいた尼崎市の男性名義のマンションは三枝子被告が相続、ローンは保険で弁済されたとみられる。沖縄県警は「必要な捜査をして自過失による転落死と判断した」と話している。【村松洋】

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