トルコ南東部:シリアから迫撃砲弾 子供4人含む5人死亡
毎日新聞 2012年10月04日 11時48分(最終更新 10月04日 12時46分)
【エルサレム花岡洋二、ダマスカス前田英司】シリア国境沿いのトルコ南東部アクチャカレで3日、シリアから迫撃砲弾が飛来して着弾、住民計5人が死亡し、十数人が負傷した。シリア側で続く軍と反体制派の戦闘の流れ弾とみられるが、発射したのがどちらかは分かっていない。トルコ軍は直後に報復としてシリア領内に限定的な空爆を加えた。AP通信などが報じた。
トルコ・メディアによると、着弾したのは住宅街で、女性とその子供4人が死亡した。負傷者には警察官3人が含まれる。
これを受け、トルコ軍はレーダー探知した迫撃砲の発射地点とみられる複数の場所を空爆した。空爆に伴うシリア側の被害は不明。エルドアン首相は声明で「シリア政権による挑発行為に対し、トルコは交戦規則や国際法に基づき必ず反撃する」として、正当防衛を主張した。トルコ議会は4日にも、さらなる軍事行動の必要性を討議する。
ダウトオール外相は国連の潘基文(バン・キムン)事務総長と電話協議。国連報道官によると事務総長は「シリア当局との対話を継続し、緊張緩和に努めてほしい」と促した。
続く
http://mainichi.jp/select/news/20121004k0000e030171000c2.html
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