カーリング:女子日本代表に中部電
毎日新聞 2012年10月26日 22時12分(最終更新 10月26日 22時41分)
カーリングのパシフィック・アジア選手権(11月、ニュージーランド)日本代表決定戦最終日は26日、札幌市のどうぎんカーリングスタジアムで女子決定戦(5回戦制)の第3戦以降を行い、中部電力がロコ・ソラーレ北見に10−3、6−4で連勝。通算3勝1敗として代表に決まった。中部電力はパシフィック・アジア選手権で2位以内に入れば、世界選手権(来年3月、ラトビア)に進出する。
◇初戦の敗因、全員で考え
決定戦は接戦の連続。だが中部電力は勝負どころのショットの正確さや相手を追い詰める策で上回り、日本代表の座をつかんだ。
昨年は2月の日本選手権優勝で代表に決まったが、11月のパシフィック・アジア選手権は4位で世界選手権出場を逃した。その反省から全員で体力強化や親密な意思疎通を図った。司令塔のスキップ・藤沢は「精神面での弱さも練習や9月の海外遠征で乗り越えた」。自信も深めて秋のシーズンを迎えた。
その成果が「今一番強いチームを代表に選ぶ」という日本協会の方針で今年から導入された今大会にも生きた。前日の決定戦初戦で敗れて追い込まれたが、全員で敗因を考え励まし合い、その後は3連勝。長岡コーチも「自立したチームになった」と喜んだ。
長野県軽井沢町を拠点に創部して3年目。全員が20代前半の若いチームだ。だが、パシフィック・アジア選手権で来春の世界選手権の出場権を獲得できなければ、日本のソチ五輪出場が消える。全員で「日本の皆の思いを背負って戦いたい」と覚悟を決めた。【石井朗生】
http://mainichi.jp/sports/news/20121027k0000m050092000c.html
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