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2012年10月11日 (木)

パキスタン:武装勢力批判の14歳少女 銃撃される

毎日新聞 2012年10月10日 19時46分(最終更新 10月11日 02時24分)

 【ニューデリー杉尾直哉】パキスタン北西部のスワート渓谷で9日、武装勢力をブログで批判していた14歳の少女が銃撃され、重傷を負った。少女は、女子教育の必要性などを訴える「活動家」として知られ、政府も英雄視していた。武装勢力「パキスタン・タリバン運動」が「反イスラム的な活動をやめないため銃撃した」と犯行声明を発表。少女すら暗殺対象になった事件に国民は衝撃を受けており、政府の警護体制への批判も出ている。

 銃撃されたのは、中学生のマララ・ユスフザイさん。学校から帰宅するためスクールバスに乗ろうとしたところ、複数の男が銃撃。頭部と首に計2発の銃弾を受けた。報道によると、銃撃した男は、「どの子がマララだ」と聞いて回ったという。ほかに一緒にいた2人の女子生徒が負傷したが、3人とも命に別条はない模様だ。

 マララさんは11歳だった09年、武装勢力の支配下にあったスワート渓谷で恐怖におびえながら生きる人々の惨状を英BBC放送のウルドゥー語のブログにペンネームで告発。武装勢力による女子校の破壊活動を批判し、女性への教育の必要性や平和を訴える活動を続け、欧米メディアが活動を取り上げていた。

 同年、パキスタン軍がスワート渓谷で大規模な軍事作戦を実施し、武装勢力を追放した後、パキスタン政府はマララさんの本名を明かし、「勇気ある少女」として表彰した。政府主催の講演会にも出席し、女性の権利などについて語っていた。

 今回の事件は、「解放」されたはずのスワート渓谷が安全でないことを国民に再認識させた。また、マララさんを治安回復の「象徴」として利用しながら、十分な警備体制を敷いていなかった政府への批判も出ている。パキスタン当局によると、マララさんは、通常は武装した警護付きの車両が与えられているというが、この日は警護は不在だったという。

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さあ、皆さんは今朝 起きたときに何回 ウィンクをしたでしょう。 今日10月11日は 誰もが知っている 「ウィンクの日」ですね。 え?知らない? 若い女の子ではないん ですね。o(^-^)o 「...... [続きを読む]

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