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2012年10月 2日 (火)

麻薬犬「ムダ訓練場」…4年で賃料1870万円

東京税関が「麻薬探知犬」の訓練用地として借りた千葉県成田市の土地約1万平方メートルは必要なく、2008~11年度の賃料計約1870万円がムダになっていたことが会計検査院の調べで分かった。

 同税関は検査院の指摘を受け、賃借契約を打ち切った。

 問題の土地は、成田空港の西側約500メートルで東京税関が運営する「麻薬探知犬訓練センター」に隣接しており、サッカーグラウンド約1・5面分の野原。地権者は日本空港ビルデング(東京都大田区)で、同税関は「麻薬探知犬第2訓練場用地」の名目で土地を借りていた。

 同センターは年に2回、4か月間ずつ、麻薬探知犬を目指す犬の訓練や試験を行っている。「第2訓練場」は、本格的な訓練に入る前の犬を遊ばせたり、性格を見極めたりする訓練に使っていた。航空機がひっきりなしに飛び交うが、大きな音に驚かないことも優れた麻薬探知犬の資質の一つだという。

 しかし、検査院が訓練の実施状況を調べたところ、同センターの敷地は、東京ドームより少し広い約4万8000平方メートルもあり、わざわざ他の土地を使わなくても訓練できることが分かった。資料などから借りていた土地の年間の賃料は、08~10年度480万円、11年度は432万円。地価下落に伴う値下げとみられる。1996年度から借りており、支払った賃料は少なくとも7000万円に上ると推計される。

 同税関によると、隣接する別の土地約4500平方メートルも以前、同じ「第2訓練場用地」として他の地権者から借りていたが、10年3月末に独自の判断で賃借をやめていた。土地が広ければ広いほど、犬がその分、伸び伸びと訓練できるとしているが、同税関は「効率的かつ経済的な訓練も重要なので、見直しを行うことにした」としている。

(2012年10月2日17時47分  読売新聞)

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