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2012年10月26日 (金)

クローズアップ2012:石原新党結成へ 第三極主導へ駆け引き

毎日新聞 2012年10月26日 東京朝刊

石原新党をめぐる相関図

石原新党をめぐる相関図

 ◇尖閣国有化/伸晃氏敗北で障壁消える 強い保守色、足かせ

 東京都の石原慎太郎知事が25日、新党結成を表明したことで、民主、自民の2大政党とは別の「第三極」構築を狙う新党勢力の動きが活発化しそうだ。「近いうち」の衆院解散・総選挙へ向け既存政党は警戒を強めるが、石原氏をはじめ70代以上の自民党出身者が中核となる「石原新党」がどれだけ支持を集めるか、懐疑的な声もある。石原氏が連携を期待する日本維新の会はみんなの党と政策協議を行う方針で、維新を率いる橋下徹大阪市長を中心に第三極勢力の主導権争いも激しさを増している。【佐々木洋、堀文彦、中井正裕、高木香奈】

 「性根据えて、中央の役人と戦っていかないと、この国はずるずるとアリ地獄に入ってしまい、窒息してしまう」。石原氏は25日、知事辞職を表明した記者会見で新党結成への思いをまくしたてた。

 中央省庁との対決姿勢を鮮明にすることで、統治機構改革を掲げる橋下氏との連携を期待する石原氏。しかし、自民党を含む「保守勢力の結集」を目指してきたたちあがれ日本が石原新党の基盤になるため、その保守色や「古い自民党」イメージが維新側の警戒感を誘い、新党の先行きを不安定にしている。

 石原新党構想が表面化したのは昨年11月。与党・国民新党の亀井静香代表(当時)が主導したが、国民新党とたちあがれ日本を母体とする当初の新党構想はいったん頓挫。石原氏は今年4月、「白紙撤回」を宣言した。

 今になって石原氏が新党結成に踏み切った背景には、都知事として推進した尖閣諸島(沖縄県)の購入計画がうまくいかず「都政の懸案事項がなくなり、結果として国政に打って出る環境が整った」(都議)ことがある。最終局面で民主党政権に成果をさらわれたことへの不満。さらに9月の自民党総裁選で長男伸晃氏が敗北したことも影響した。伸晃氏を首相にする夢が遠のき、次期衆院選で自民党と争うことへの気兼ねはなくなった。

 今月に入って石原新党結成の動きが本格化。13日に石原氏と橋下氏が東京都内で会談した際、たちあがれ日本の平沼赳夫代表が同席し「西は橋下、東は石原という形でやったらいい」と地域を分けての連携を持ちかけた。

 だが、たちあがれ日本は自民党出身のベテラン5議員からなる小所帯。改革の看板で人気を集めてきた維新側には「石原氏はいいが、取り巻きとは組めない」との声が根強い。橋下氏は平沼氏の唱える東西の「すみ分け論」に反発し、政策面の一致にこだわる姿勢を強調している。

続く

http://mainichi.jp/opinion/news/20121026ddm003010081000c2.html

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