スマホ:76万件の個人情報流出か 電話帳アプリ通して
毎日新聞 2012年10月06日 20時53分(最終更新 10月06日 23時40分)
グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載するスマートフォン(多機能携帯電話)の電話帳に登録された約76万件の個人情報が、無料アプリ「全国電話帳」を通して抜き取られ、外部に流出していたことが6日、セキュリティー会社「ネットエージェント」(東京都墨田区)の調査で分かった。情報は一時、インターネット上で誰でも閲覧できる状態にあったが、現在は削除されている。
同社によると、電話番号を検索する無料アプリ「全国電話帳」は9月中旬ごろ、グーグルが運営する公式アプリサイトで無料公開された。インストールして起動させると、スマホの電話帳に登録された個人名や電話番号、位置情報などが抜き取られ、神奈川県内のサーバーに転送される仕組み。今月6日までに約3300人がインストールした。
アプリを作成した神奈川県の男性(33)は取材に「アプリには『利用者のアドレス帳とGPS(全地球測位システム)情報を利用する』と注意事項を記載していた。利用者が個人情報を共有する仕組みを作りたかった」と主張。6日に外部から指摘を受け、すべての個人情報を消去し、アプリの個人情報を抜き取る機能も停止させたという。【黒田阿紗子】
http://mainichi.jp/select/news/20121007k0000m040072000c.html
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